イベント用のぼり旗はオリジナルのぼり旗が多い
イベントとひと口に言っても、お店のバーゲンセールのような定期的に開催されるイベントもあれば、就職・転職フェアのように比較的かしこまった場となるイベントもあります。そうかと思えば対照的にゲーム関連イベントや車関連イベントなど、エンターテイメント性が強いイベントは各会場で独特の雰囲気があります。
そうした各種イベントで重要な役割を担うのが、のぼり旗です。しかしイベントだからといって、似たようなのぼり旗を立ててしまえばそれで問題ないなどということはありえません。上で触れたように、イベントと名がつくところだけは同じでも、内容的にまったく異なるのが当たり前だからです。当然それぞれのイベント会場に立てられるのぼり旗も、デザインが大きく異なることが想定されます。
ということは、イベントで立てられるのぼり旗はオーダーメイドで発注されるオリジナルのぼり旗のほうが何かと好都合なことが多いです。オリジナルというくらいですから、イベントの主催者の要望がのぼり旗のデザインにしっかりと反映される必要があることは言うまでもありません。
とすると、イベント用のぼり旗の作成依頼をもらったのぼり旗制作会社は、旗の作成に先立って依頼者と綿密な打ち合わせが必要になります。
イメージをくみ取りデザイン化、校正を経て仕上げる
今の時代、インターネットを経由してのぼり旗のデザインのやりとりが行われますから、のぼり旗の依頼主がわざわざ制作会社のオフィスに出向いて打ち合わせをするという機会も減りつつあります。とはいえ、イベント用のオリジナルのぼり旗ともなると、ある程度時間をとってしっかりと打ち合わせしなければなりません。
メールのやり取りだけではうまくイメージが伝わらないこともあります。しかし仮にうまく伝わらなかった場合でも、イメージがデザイン化されたらこれを主催者サイドでチェックして、修正を依頼することも当然可能です。ラフイメージのデザインを事前に提出すると、仕上がりも早くなります。
校正(修正)を何度か繰り返し、主催者サイドが納得できるデザインに仕上がるまで、都度打ち合わせが必要になります。イベント用のオリジナルのぼり旗はある程度打ち合わせに時間を割くことを想定しておいたほうが無難でしょう。もちろんのぼり旗制作会社の方針や主催者サイドの納期要望などにもよりますが、イベントを成功させるためにも、オリジナルのぼり旗のすり合わせには慎重を期すのが一般的です。