イベント会場で映える“インパクトのあるのぼり”の作り方

どんなデザインが良い?イベント用のぼり旗の特徴とは

イベントを盛り上げるために欠かせないイベント用のぼり旗

色から決めていく、印象に残りやすいのぼり

人間がモノをみたときに、何が脳に強く印象に残っていくかを順番で示すと、それは最初に「色」が認識され、次に「形」、そして最後に「素材」の順だと言われています。のぼりの場合も同じで、イベント会場で映えるとか、インパクトの強いのぼりを作ろうと思ったら、色を最初に決めてしまうことです。

強烈な色をあえて最初に組み合わせておいて、それをのぼりの形や大きさにあわせてトリミングすれば、色に関してはインパクトのあるものができあがります。色の組み合わせには、「寒色」、「暖色」、「補色」を適度に配分してください。ザックリとした組み合わせができたら、ひとまずそれで置いておきます。

次に、のぼりに入れ込むタイトルやキャッチフレーズ、サブタイトル、販売スケジュールなどの要素を洗い出していきます。タイトルでインパクトを出そうとするなら、キャッチフレーズやタイトルを思い切り広告的に短くしたり、書体を工夫したりといったことも考えられます。商業広告のコピーライターが用いる手法です。

イベント会場でインパクトのあるのぼり作りの手順

①色 のぼりの色を決める。色の組み合わせをザックリ決めておく。

②形 のぼりの形・大きさを決める。

③素材 素材(生地)についてはポピュラーで扱いやすいテトロンポンジに決めておく。

のぼりの大きさは最大90×330㎝などさまざま

のぼりの大きさや形についても一考を加えましょう。単なる長方形の、店頭に良くあるお決まりの大きさや形ではなく、たとえばのぼりの底部にギザギザのカットが施されたものやR(曲線・カーブ)の付いたものもあります。目立たせたいなら、特大サイズののぼり旗もあります。

のぼりの特徴の1つではありますが、のぼりはテトロンポンジという薄くて軽い生地を使っているので、仮に特大サイズののぼりにしても扱いは簡単です。イベント会場が室内でなく屋外の場合は、風にあおられても倒れたりしないような、適正なのぼり用スタンド(注水台・重石)を使っていれば問題はありません。

●レギュラーサイズ60×180㎝

●ジャンボサイズ90×270㎝、90×330㎝

●スリムサイズ45×180㎝

●ショート60×150㎝

●コンパクト45×150㎝

のぼりのサイズは、幅45×高さ150㎝の小さなサイズから幅90×高さ330㎝巨大な大きなサイズまでいろいろあります。 上記のレギュラーサイズを参考にすれば大きさが分ります。最大サイズはのぼり旗店によって異なるので、あらかじめどの程度の大きさが妥当かを割り出しておきオーダーしましょう。イベント会場に売店などがあれば、スリム、ショート、コンパクトなどののぼりも併用しましょう。